起業の秘訣: チャンスを見逃さないよう、物事を客観的に判断しよう。
最近、読み始めたFounders at Work(Stories of Startups’ Early Days)は、Dreaming in Codeを購入した際のAmazonの”あわせて買いたい”欄で紹介されていて、面白そうだったから買ってしまった。そのDream in CodeはiWozを買った後に、Amazonから送られて来たiWozを購入した人はこの本も好きだと思いますというマーケティング・メールを読んで購入を決めた。Amazonで買い物をする際はカスタマーレビューをいつも参考にしている。レビューの低い物は購入しない。そう、自分はAmazonのマーケティングに踊らされている。。。。
この本は読み始めたばかりなのだけれども、かなり面白い(起業に興味のある人にとって)のと、ためになるので、自分にとって大事な点を書き残していこうと思います。
今回は第1章のMax Levchin(MaxはPayPalのFounder兼CTO)のPayPal起業の話。PayPalの話のポイントは、ビジネス・プランは変化する、変化に迅速に対応していくべきだ。私が面白いと思った点は、もともとMaxはセキュリティーに強く、Palm、特にビーム(赤外線)機能、を使って、お金のやり取りをするソフトウエアの販売を考えていました。彼が起業した1998年に、私はアメリカに移って来たのですが、当時のPalmは今のiPodくらいブームだった。彼はこのソフトを売るためにWebバージョンのDemoを作りました。結局Palmのソフトウエアの利用率は伸びなかったのですが、このWebバージョンのDemoの利用率はすごい勢いで伸びて行きました。そこで、ビジネスプランを変更しウエブ上でお金のやり取りをするPayPalに会社の舵を切り、後に成功します。もし、MaxがPalmにこだわっていたら、今のPayPalはなかったかもしれません。チャンスを見逃さないよう、今起きている事に対し客観的に判断する事が重要なのではないでしょうか?