何事においても、叱って育てるより、褒めて育てる方が良い効果が生まれるとアメリカに来てから気づいた。叱る時も、褒めて終わればより効果がありそうだ。
多和田さんの犬の育成の基本姿勢は、「ほめる」こと。イギリスやオーストラリアでの経験が長い多和田さんは、「グーッド!」と声をかけながら、犬をほめる。
たとえ、してはいけないことを「ノー!」と言って止める時にも、それは、必ず最終的には「踏みとどまることができた」をほめる「グーッド!」で終わらなければならないと、多和田さんは言う。
最後に「グーッド!」と言って犬をほめるための段取りの一部として、「ノー!」があるのが多和田流なのである。
出来る限り実践していこう