”ビビッ”ときた

「ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきた。ずっと遠くの場所から、ずっと遠くの時間から、その太鼓の音は響いてきた。とても微かに。そしてその音を聞いているうちに、僕はどうしても長い旅に出たくなったのだ。それでいいではないか。遠い太鼓が聞こえたのだ」(講談社文庫版19頁)

梅田望夫さんの生きるために「読み」「書くこと」で生きるからの引用、元は村上春樹さんの遠い太鼓からの引用。

この梅田望夫さんに引用された、村上春樹さんのこの文を読んだ瞬間に”ビビッ”と来た。多分、「僕はどうしても長い旅に出たくなったのだ。」の部分だと思う。今、自分は、長い旅の中にいるような、旅から離れ、地に足をつけて生きているような。

村上春樹さんはここマサチューセッツにも住んでいたようだし、ヨーロッパにも住んでいたようだ。なぜか彼の文章に引かれる、なぜか理解できる。なぜか共感できる。自分が子供の頃から、村上春樹さんの本には何か感じるものがある。特に”羊”。

梅田さんの言葉を借りれば、40歳前後に精神的な組み換えが終わり、それ以降、人は変われなくなるらしい。自分は今30代半ば、変われるチャンスはもう少ない。

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