今日12月18日(火)、JAPAN SOCIETY OF NORTHERN CALIFORNIA主催のChika Watanabe(渡辺千賀)さんとJoi Ito(伊藤穰一)さんのセミナーに参加してきました。セミナーのタイトルはDigital Lifestyles Japanです。
このエントリーはセミナーの後にJoi Itoさんに起業に付いて質問をする機会があったので、そこで伺ったお話を書きます。
私(質問):今日プレゼンテーションでは、「日本がなぜ起業に適していないのか」と言った内容だった思います。しかし、日本で起業する場合に、投資家はどのような個人やグループ(アイデアを含む)にだったら投資するのでしょうか?
Joiさん(返答):自分が投資する場合、アメリカだったら投資案件に対して他の投資家達とグループで投資するので、自分の負担が少ないけど、日本だと一緒に投資する仲間がいなく、自分で全てを面倒見なければいけないから、そこで腰が引けちゃうなー。 アメリカの方が投資も受けやすいし、投資もしやすいなー。僕が投資する企業は下記のようなケースだな。Technorati、SixApart、last.fmなど。
- チームのサイズは3人から5人、内訳はマネージャー的な人、エンジニア、UIデザイナー(ユーザービリティを考える人)
- まず自己資金で10万人位のユーザーが集まるサイトを作る。
- その時点で、もし2年以内に1000万人位ユーザーが集まるサイトになる見込みがあれば 僕は投資します。
お金はアイデアの段階ではなくて、10万人くらい集まるサイトが出来てからの方が投資を受ける方にとっても良いと思うよ。
最後にJoiさんからのアドバイス: アメリカに居るんだから色々な仲間を作ってがんばってみなよ。
*** 会話の内容は正確ではないです。***
今日まで、Joiさんの事はネット上での情報でしか知らなかったのですが、お会いしてみての感想は大変丁寧に質問などの受け答えをする方だなーという印象を持ちました。
いきなり10万人のユーザーを集めれるサイトを作るのは無理なので、今年の夏に実行出来なかった、ウエブ・サービースを一つ自分で作るところから始めたいと思います。