テクノロジー + 何か(不満など) = 流行

ソーシャルメディアとしてのケータイ小説

これはTech Mom from Silicon Valley :「銃乱射事件」と「ケータイ小説」の間で紹介されていたエントリーです。日本で流行していると言うケータイ小説という単語に引かれて読み始めた。読んでみて分かったことだが、流行にはそれが流行る為のバックグラウンドが在るという事。現在のケータイ小説の流行は地方の閉塞感と携帯電話の発達が重なりあって生まれて来た流行である。地方は昔から地方であり、地方には閉塞感が昔からある。ぼくも、その閉塞感から逃げるために、静岡から東京へ行き。そして、アメリカ・ロサンゼルスへ渡った。そして仕事の都合上、アメリカの田舎、ニューハンプシャーへ移住。娯楽が全く無く、1年でギブアップ。そしてボストンへ移動した。ボストンも日本人にとっては田舎である。そして最近サンフランシスコ周辺の町に移動してきた。僕はたまたまラッキーで、何とか閉塞感から逃れる為に移住を繰り返して来た。しかし、閉塞感のある地方から移動できず、そこに留まっている人も沢山いる。その人たちが携帯電話+インターネットを閉塞感のはけ口として、閉塞感を共有する為に利用している。それがケータイ小説という流行になったようだ。テクノロジーだけでは流行は生み出されない。テクノロジーは「何か」と結びついて流行・ビジネスとなるのである。

テクノロジー: 携帯電話+インターネット

何か(不満など): 地方の閉塞感

流行: 携帯小説

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