おもてなし - 茶道

おもてなしの経営学を読んでから、「おもてなし」って何ってちょくちょく考えている。偶々、娘の学校で「親子茶道教室」が開催されていたので、茶道を学びに参加してきた。そこから、「おもてなし」に付いて少しは分かるかもしれないという、ちょっと甘い考えから。先生にお茶をたてて頂いたり、お菓子を食べたり、器の話をしたり、お花の話をしたり、懐石に付いて学んだり、お辞儀の仕方を学んだり、お茶を体感して来た。初対面の他の客(生徒)と亭主(先生)、かつ茶道に関して無知な自分であったのであるが、中々心地良い時間をすごせた。一回くらい参加しただけでは当然、おもてなしとは何ぞやなど分かるはずもなく、茶会の後に、先生に「おもてなし」とは何ですかと、直接聞いてしまった。先生は、「おもてなしとは、客に心地よくなって頂く事、それは、各客に合わせてもてなす事である。それは一期一会の精神から来ている」とおっしゃっていた。お茶会の後、それを無理やり、ソフトウエア開発に枠組みの中で考えてみた。。「Personalization」がおもてなしを提供する上で、重要な要素となってくるように思えた。

追記:お茶会の前に、参加者の一人と話をした。彼は、smalltalkでソフトウエアの開発をしているエンジニアであった。smalltalkを実際に仕事で使っている人に今まで出会った事がなかったのでちょっと興味が沸いて、少し話した。彼は、Extreme Programmingに影響を受けていて、その創設者のKent Beckが「わび・さび」に影響を受けていた事を知って、息子と一緒にお茶教室にやって来たそうである。日本の文化がソフトウエア開発手法に影響を及ぼしていた事に驚き、ちょとうれしい気持ちになった。

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