前から読みたいと思っていた、Joel on Softwareを読み始めた。出だしから中々良いです。ソフトウエア開発に関して、今まで、当たり前の事だけど、言葉として上手に整理出来ていなかった事がいくつかあった。それらの事を彼の言葉を借りて再確認している状況。今日中々良いと思えたものThe Joel Testに付いて。
The Joel Test
- Do you use source control?
- Can you make a build in one step?
- Do you make daily builds?
- Do you have a bug database?
- Do you fix bugs before writing new code?
- Do you have an up-to-date schedule?
- Do you have a spec?
- Do programmers have quiet working conditions?
- Do you use the best tools money can buy?
- Do you have testers?
- Do new candidates write code during their interview?
- Do you do hallway usability testing?
これはJoelが考え出したソフトウエア開発チームの質をはかるテスト。
- ソースコードバージョン管理システムを使っているか?
- 1ステップでアプリケーションをビルド出来るか?
- 毎日コードをビルドしているか?
- バグ管理システムを使っているか?
- 新機能を追加する前にバグを修正しているか?
- スケジュールは絶えずアップデートしているか?
- コードを書き始める前にスペックは書いているか?
- プログラマーが仕事に集中できる環境であるか?
- 最高のツールを使っているか?
- QAエンジニアはいるか?
- 仕事の面接で候補者にコードを書かせているか?
- ユーザービリティ・テストをしているか?
僕が働いてきたソフトウエア会社は、どこも、1番、4番、10番は満たしている。しかし、その他の部分は会社に寄って違う。7番に関しては、ソースコードが仕様書だとか言って、いきなりコードを書き始める事もある。6番に関して、いざ開発が始まるとスケージュールのアップデートなどは後回しになってしまう。インタビューでは、僕が今日の面接官は出来る人だったなと感じた人は、インタビューの中で、実際のコードもしくはpseudoコードを書かせていたなー。上記の12リスト当たり前の事だけど、当たり前に出来ていないので、この本の中でJoelが上手に説明してくれていて大変役に立つ。この本は読むのが楽しい。
(*)この本はJoelのブログを元に書かれています。