Founders At Work (2) Hotmail

起業の秘訣: 考えている事を文章にしよう (起業の計画を明確にする為に自分でビジネスプランを書こう)

Founders at Work(Stories of Startups’ Early Days)
今回は第2章のSabeer Bhatia
(Cofounder)のHotmail起業の話の中から、彼が挙げる、ビジネスを始める上での重要な点を二つ(彼は4つ挙げていますが)。

  1. Make sure you write a business plan because it will crystallize your thoughts to communicate your ideas with somebody else: 自分でビジネスプランを書きなさい。その行為が、あなたの考えを、他人に説明でするよう、洗練します。
  2. Don’t try to change user behavior dramatically: ユーザーの行動様式を根本的に変えようと思わないように

第1のアドバイスに関して、特に、プランの中には下記の事が盛り込まれるべきだと

  • What the company is going to do: 何をする会社なのか
  • What problem it is going to solve: どんな問題を解決するのか
  • How big the market is: マーケットのサイズ
  • What the sources of revenue for the company are: どうやって収入を得るのか
  • What your exit strategy is for your investors: どうやって投資家に還元するのか
  • What amount of money is required: いくらのお金が必要か
  • How you are going to market it: どうやってマーケティングするのか
  • What kind of people you need: どんな人材が必要か
  • What the technology risks are, marketing risks, execution risks: どんなリスクがあるのか

第2のアドバイスに関しかれは下記のように続けています

  • If you are expecting people to dramatically change the way they do things, it’s not going to happen. Try to make it such that it’s a small change, yet an important one.: もしあなたが根本的に人々の行動様式を変えようとしているのであれば、それは実現できないでしょう。小さな変更だけれども、重要な事を変えるよう勤めるべきです。

ビジネスプランに限らず、考えている事を文章にするという行為は、考えを洗練する効果があると思います。多くのブロガーがこの為に文章を書いているのではないでしょうか?第2のアドバイスに関し、慣れ親しんだものを変える事はビジネスに限らず、どんなケースでも難しいものです。変更は小さく、しかしインパクトは大きくは、様々なケースにおいて重要ではないでしょうか?

今日まで、たった2章しか読んでいませんが、気づいた事を一つ。1章のMAX、2章のSabeerに共通する事として、共に頭が良さそうというのは横に置いといて、共にアメリカへの移民である事、共に会社を設立するに当たって良いパートナーがいた事が挙げられます。Googleのファウンダーの一人も移民ですし、アメリカのベンチャー事業は移民によって支えられているんだなーと。Bill Gateにも、Steven Jobsにも、Scott McNealyにも、Gordon Mooreにも殆ど全ての成功している企業のファウンダーには優秀なパートナーがいる。基礎となる人材が、成功への重要なポイントの1つだと確信しました。

Founders At Work (1) PayPal

起業の秘訣: チャンスを見逃さないよう、物事を客観的に判断しよう。

最近、読み始めたFounders at Work(Stories of Startups’ Early Days)は、Dreaming in Codeを購入した際のAmazonの”あわせて買いたい”欄で紹介されていて、面白そうだったから買ってしまった。そのDream in CodeはiWozを買った後に、Amazonから送られて来たiWozを購入した人はこの本も好きだと思いますというマーケティング・メールを読んで購入を決めた。Amazonで買い物をする際はカスタマーレビューをいつも参考にしている。レビューの低い物は購入しない。そう、自分はAmazonのマーケティングに踊らされている。。。。

この本は読み始めたばかりなのだけれども、かなり面白い(起業に興味のある人にとって)のと、ためになるので、自分にとって大事な点を書き残していこうと思います。

今回は第1章のMax Levchin(MaxはPayPalのFounder兼CTO)PayPal起業の話。PayPalの話のポイントは、ビジネス・プランは変化する、変化に迅速に対応していくべきだ。私が面白いと思った点は、もともとMaxはセキュリティーに強く、Palm、特にビーム(赤外線)機能、を使って、お金のやり取りをするソフトウエアの販売を考えていました。彼が起業した1998年に、私はアメリカに移って来たのですが、当時のPalmは今のiPodくらいブームだった。彼はこのソフトを売るためにWebバージョンのDemoを作りました。結局Palmのソフトウエアの利用率は伸びなかったのですが、このWebバージョンのDemoの利用率はすごい勢いで伸びて行きました。そこで、ビジネスプランを変更しウエブ上でお金のやり取りをするPayPalに会社の舵を切り、後に成功します。もし、MaxがPalmにこだわっていたら、今のPayPalはなかったかもしれません。チャンスを見逃さないよう、今起きている事に対し客観的に判断する事が重要なのではないでしょうか?

del.icio.us

h.itakura’s bookmarks on del.icio.us
ずっと前から知っていたけど、今まで使っていなかったdel.icio.us。とうとう使用し始めました。今日まで使っていなかった理由は、ウエブ上にブックマークつけて役に立つの?頻繁に利用するの?ブラウザーのブックマークで十分ジャンってな理由でした。使い始めると結構便利です。良い点は、家と会社のPCの両方でブックマークを共有出来る事。自分がブックマークしたサイトの人気度(他の人もブックマークしている数)を知る事ができる点。最近インターネット上で利用できるサービスを試すのが楽しくてしょうがない。家ではオタクと呼ばれています。

最近見つけたITエンジニアむけブログ

小野和俊のブログ
小野さんのブログはソフトウエア・エンジニアには大変面白いです。
日本にも小野さんが経営しているアプレッソ、平野さんが経営しているインフォテリアなど、パッケージソフトウエアの会社が増えてきたのかな?日本発のビジネスとして成功するソフトウエアの出現はいつかなー?

Andy GroveとIntelの転機

やっとこさ、Andy Groveの本を読み終わった。その中で忘れる前に書いておきたい事が一つあります。Intelは1968年にRobert NoyceとGordon Mooreによって設立されました。現在、Intelはマイクロ・プロセッサーで有名であるが、起業した当時は半導体企業でメモリーを製造していました。1980年代前半、日本企業からの追い上げにあいIntelは瀕死の状態でした。このままメモリー事業を続けていても、製品の価格及び質の点で日本企業には勝てない事が見えていました。(当時Intel内では、プロセッサー事業は中核の事業ではありませんでした。)当時のCEO及びCOOであるGordonとAndyは会社の舵をどのように切るのか議論していました。Intelを売却すると言う選択肢もあっただろうし、彼らが当時のボードによって退任させられるという選択肢もあったと思います。彼らはこの危機を乗り越えるために、もし自分たちがCEO、COOから退任させられ、ボードが新しいCEO、COOを外部から連れて来た場合、新しいCEO、COOはどのように行動するだろうかを自分たち自身で考えました。その仮定にたって、導き出されたのが、Intelの中核事業をメモリー事業からプロセッサー事業に移行する事です。この移行は簡単なものではなく、Intelに関わる全ての人にとって厳しいものでした。この移行には多くのレイオフも含まれます。メモリーの開発及び製造と、プロセッサーの開発及び製造は違うものだからです。この移行以降、Intelの業績は回復し現在の地位を確立していきます。
多くの業績の悪い企業がCEOを入れ替える事によって、会社を立て直す事ができています。日本の例だと日産自動車、最近のアメリカの例ですとHP、ちょっと前の例ではIBM。何のしがらみのない能力の高いCEOが抜本的なアイデアで会社を立て直す例は数多くあります。Andy Groveがすごいのは自分自身でそれを実行してしまう事です。当時のAndyには社内に、多くのしがらみがあり、このアイデアに辿り着く事も難しかったでしょうし、実行する事は困難を極めたと思います。だからこそ最高の経営者として称えられているのだと思います。

起業を助けるお役立ちサイト

バーチャル企業を成功させるためのユーティリティツールとは
Software For Virtual Teams

以前取り上げた、
江島健太郎さんのブログで紹介されていたサイトも役に立ちそうでしたが、今回Alex Iskold によって紹介されているお役立ちサイトも、すぐにスタートアップが仕事を始める上で役にたちそうです。特にリモートの環境でコラボレーション・ワークをしている比較的小さい組織にはぴったりでしょう。

Alexは7つのカテゴリーのサイトを紹介しています。

まずはコミュニケーションツール。正直に言ってまだSkype使った事がないです。理由は、マイクを持っていないから。今日Skypeはインストールしたので、次はマイクを買います。

次に、プレゼンテイション。プレゼンテーションとしてカテゴライズされているが、ようはリモート環境でのデスクトップ・スクリーンのシェアー(共同利用)。GoToMeeting は使った事がないですが、2番目に紹介されているWebExを現在働いている会社で何年も利用しています。お客さんやパートナー企業の人達と共同作業をするのに大変便利です。おすすめ。この記事の中では紹介されていませんが、この記事に付いていたコメントから見つけたYugma。無料かつシンプルでなかなかよさそうです。

もっとも良いプロジェクトマネージメントツールとして紹介されている、7SignalsのBaseCamp。副業で一緒に働いているDavidとのプロジェクト・マネージメントに利用しています。まだ使いこなせてないです。

カレンダー:個人的にカレンダーサイトは使わないので、このセクションはスキップ。

その次に、ソフトウエアエンジニアとしては一番興味のある、コードリポジトリー。アメリカには多くの企業が低価格でバージョン管理システムのCVS、Subversionをホストしているようです。10M、15M程度だと無料で使えるので早速試してみます。Davidとはこの記事では紹介されていないDreamHostを利用しています。会社内にあろうが、インターネットにあろうが使いがっては変わりません。

データ・バックアップサイト。いつマシンが壊れるか分からないので、ファイルのバックアップを取る事は大事なのですが、いつも後回しになってしまいます。。。。。

最後にファイナンシャルツールとしてIntuitのQuickBooks。個人用のQuickenを利用しているのですが便利です。

原文についているコメントにも多くの有益な情報があります。こちらも読むことをお勧めします。

ソフトウエアの会社ならば、起業資金が少なくても起業出来る時代になりました。自分に足りないものは?アイデア!それがなくちゃハジマラナイ。。。。

人を褒める事

My Life Between Silicon Valley and Japan – 直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。: “http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20070317/p1”

梅田さんの上記のブログを読んで:
アメリカに来てから、ほとんどのアメリカ人が良く人を褒めるし、褒め上手である事に大変驚いた。ほとんど全ての日本人が驚くと思う。なぜって、日本にはない文化だから。その環境の中で生活し、自分もポジティブなコメントしなきゃ、自分も人をもっと褒めなきゃ、ってがんばっている内に、少しずつ人を褒める事が出来るようになってきた。まだまだ下手だし、褒める言葉のバラエティーが少ない。褒めるという行為はポジティブな行為で、褒められた方は気分がよくなり、よりがんばろうと言う気持ちになる。一般的には、褒める事によって人の長所を伸ばす事ができると言われている。梅田さんのブログを読んで気付いたのだが、褒めるのが上手な人は、自分自身の長所を見つける事も上手である。よって自己評価が高くなる(不必要に謙遜する事がない)。さらに、自分自身のアピールが上手なのではないか。褒める事により、他人にも自分にも良い効果をもたらす事は明らかなので、これからも人を褒める能力を伸ばしていきたい。

スタートフォース(StartForce)Webデスクトップ

Web2.0の挑戦者:ブラウザで使用可能なウエブデスクトップStartForce
スタートフォース~どこでも使えるブロードバンドデスクトップ
StartForce – Broadband Desktop

eHubStartForceというWebOS(ウエブ・デスクトップ)を紹介していた。Coolそうだったので早速アカウントを作って試してみた。Windowsのルック・アンド・フィールをWeb上で再現していて、非常に洗練されており、使い勝手もなかなか良かった。J2EEとAJAXを使用してサイトを構築しているようでカッティング・エッジ(Cutting Edge)なサイトで、このようなサイトの開発/構築は大変面白そうだ。技術的には関わってみたいプロジェクトです。

しかし、以前から疑問に思っていた事がある。WebOSのマーケットってあるのだろうか?理由はほとんどの人のPC(Macを含む)には当然OSが搭載されている、OSには当然UIがある。UIがなければ、ブラウザーは動かない。UIがあるのに、わざわざブラウザーの中でまたデスクトップのUIを再現したいのだろうか?個人的には重複(Redundant)だと感じる。個人的にはInternetのどこかに自分専用のファイル・ストレージがあれば十分なような気がします?

WebOSのコンセプトって、一昔前に流行した(今も流行しているかも)ネットワーク・クライアントとかシン(Thin)・クライアントのコンセプトと同じだと思う。アイデアは素晴らしいが市場に受け入れられないアイデアなのではないのかなー?

世の中の人はWebOSについてどう思っているのだろう?